「プチ鬱」という言葉を最近良く目にするようになりました。いつまでたっても気分が晴れなくて物事を否定的に考えてしまったり、朝起きるのがつらくて、学校や会社に行きたくなかったり、ちょっとした事ですぐに感情的になったり涙もろくなったり。こんな経験は誰にでもあるはずです。心療内科や精神科を受診するほどではなくても、こんな気持ちの浮き沈みのことを「プチ鬱」と呼ぶようです。こんな言葉が出来るほどそういった症状に悩んでいる人が多いということなのでしょうか。
「プチ鬱」言葉はちょっとかわいくても、放っておくと“プチ”ではすまない本当の「うつ病」なりかねません。誰でもいきなり病院に通うほどのうつ状態に陥るはずはないのですから。最初はちょっとした気持ちの落ち込みでも、それが慢性化して上手く発散できずに少しずつ貯まっていくと、やがて働く意欲が無くなったり、不眠状態になったり、食欲が無くなったり、毎日の生活のリズムが崩れて日々の生活に様々な障害をもたらすようになってしまいます。ストレスだらけの現代において「うつ病」は誰にでも起こりうる身近な病になりつつあります。あなたの家族や身近な友人の中で最近元気が無かったり、表情がさえなかったりする人はいませんか?自分ではなかなか気づきにくい「プチ鬱」。周りの人がそのシグナルに早く気づいてあげることが「うつ病」予防には欠かせないのです。そのためにも普段から家族とのコミュニケーションをきちんととることが大切です。